












当社の前身である(株)呉服橋ビルディングが設立された1953年から、
お客さまをはじめとした多くのステークホルダーの皆さまに支えられ、
今年で70周年を迎えることができました。
東京ガスの不動産資産を管理する事業からスタートし、
現在では東京ガスグループの成長の一翼を担う基幹事業会社へと成長を遂げてまいりました。
あらためて皆さまの多大なご支援に、厚く御礼を申し上げます。
社会課題の解決が、
成長の鍵
これまで私たちは主に東京ガスの業務用ビルや福利厚生施設の建設および維持管理、導管、ガバナ用地の仲介業務などの不動産資産管理を通じて、長年にわたり東京ガスグループを支えてきました。
その中で社員一人ひとりが技術を磨き、知見を蓄えて、新宿パークタワーやmsb Tamachiといった大規模ビル開発やエリアマネージメントも手掛けられるようになってきました。
多様性にあふれ、経験豊富な社員が集い、互いを尊重し合い協力し合って課題を解決できることが、私たちの誇るべき強みでもあります。
脱炭素社会の実現、災害に強いまちづくりは喫緊の社会課題であり、私たちがそれらにいかに貢献していくことができるかが、今後の成長の鍵になります。
省エネ性に優れた設備や再生可能エネルギーの導入、コージェネレーションシステム等によるBCPの確保など、東京ガスグループのソリューションを不動産事業と融合させて新たな価値を創出してまいります。
魅力ある街づくりに
共創を
東京ガスグループの成長の一翼を担う基幹事業会社として位置づけられた今、
70周年を迎えた私たちは、新たな変革へと歩みを進めています。
東京ガスグループ中期経営計画 Compass Transformation 23-25で掲げた「安心・快適・環境との調和」を提供するESG型不動産開発の推進に向け、アセットマネジメント会社「東京ガス不動産投資顧問(株)」を新設し、ESG型私募REITを設立して、保有資産をファンドに組入れる循環型事業モデルの構築に取り組んでいきます。
また、海外不動産開発事業を担う東京ガス不動産オーストラリア(株)も発足し、
当社としては初の海外拠点がシドニーに誕生しました。
東京ガス不動産グループは、5社体制で不動産事業のさらなる発展を通して
東京ガスグループの成長をけん引していく決意です。
そして、さまざまなステークホルダーの皆さまと新しい価値を生み出す“共創”の中で、当社のスローガンである「この街に、新しいうれしさを。」を実現し、
快適で活気に満ちたまちづくりを目指してまいります。